2010年9月8日 

「秋彼岸」

 「彼岸」この言葉を聞くと、なんと美しい響きだろうと思います。悩みや苦しみに満ちた此の岸(此岸)から遠く隔たった、大河の向こうにある理想の彼の岸という意味でしょう。いうまでもなく、お浄土と同義です。
 特に秋分の日に真西に落ちる大きな夕日の向こうにある極楽浄土が想起され、心が洗われる思いがします。お彼岸のお寺参り、お墓参りも、日本人が積み重ねてきた美しい営みです。仏様とご先祖様を敬う心を、ぜひとも後世に引き継いでいきたいものです。

秋の施餓鬼法要は、9月20日(月)10時からです。


「赤心殿」

 御幸道路からもよく目立つベンガラ色の建物が出来上がってきました。ベンガラとは、紅殻(べにがら)とも言い仏教発祥の地、インドのベンガルに産した帯黄赤色の顔料を言います。今年は、平城遷都1300年に当たりますが、平城宮遺跡に復元された朱雀門や大極殿にもこのベンガラが使われています。
「赤心殿」の外観はほぼ完成し、現在は、お釈迦様を安置出来るよう内装の作業が進められています。
永代供養の生前取り決めのお話も承っています。それぞれの方に対応した寺院の在り方を考えていきたいと思います。

「浄土宗東海地区檀信徒大会」

日時    平成22年10月21日(木) 10時 受付  3時 閉会式
会場    三重県総合文化センター
会費    2000円(昼食代・記念品を含む)
携行品   お念珠・お袈裟
記念講演  「愚に還る喜び」町田宗鳳先生
      「琵琶奏者」北原香菜子先生   
申込    9月23日までに、寺へお願いします 

総本山知恩院「元祖法然上人八百年大遠忌」参拝お願い

日時    平成23年4月2日(土)
参加会費  日帰りコース 12000円(本山お供え・祝金等含む)
      宿泊コース  30000円(本山お供え・祝金・宿泊等含む)
申込    12月末までに、寺へお願いします