2011年7月23日
「法爾大師(ほうにだいし)」加諡(かし)
去る3月16日、天皇陛下より宗祖法然上人に大師号「法爾大師」が加諡されました。「法爾」とは「あるがままの理(ことわり)」を意味する「法爾道理」「自然法爾」に由来する言葉です。
1697年(元禄10)に東山天皇から「圓光大師(えんこう)」が贈諡されたのが初め。その後、1711年(宝永8)、法然上人500回忌の際に中御門天皇から「東漸大師(とうぜんだいし)」が加諡されて以来、「慧成(えじょう)」「弘覚(こうかく)」「慈教(じきょう)」「明照(めいしょう)」「和順(わじゅん)」と50年毎に大師号が贈られてきました。これで法然上人8つ目の大師号となります。
そして、4月18日の総本山知恩院の御忌大会初日、御影堂で奉載奉告法要が厳修されました
「竹内浩三生誕90年記念 うたと朗読のつどい」
6月12日(日)に3部構成で、記念コンサートを行いました。
一部「写真で見る竹内浩三」
浩三の生涯をたどった写真をスライド上映。
姉の松島こうさんが音声テープにてメッセージを託す
二部「詩・朗読 よしだみどり」
画家・作家であるよしだみどりさんが、家族愛や郷里への思いなどをうたった浩三の詩を朗読。
三部「コンサート 李 広宏」
家族愛・人類愛・世界の平和をテーマに、中国生まれの歌手李広宏さんが「夏の思い出・早春賦・蘇州夜曲」等14曲を歌う。
これまで4回ほど、竹内浩三の詩の朗読を開催してきましたが、生きる喜びを歌い、映画監督になる夢を持ち、限られた時間を大切に生きた素晴らしい人が地元伊勢にいた事をもっと多くの人に知ってもらう為にも今後も色んな形で開催していきたいと思います。
「春秋楽座 in 伊勢 横井久美子コンサート」
6月26日(日)、シンガーソングライターの横井久美子さんがギターで、歌ってくれました。
ベトナムの中高生が日本の生活環境の中で日本語を学ぶための日本語学習支援の会を小俣町の慶蔵院さんと横井さんが行っており、伊勢の地でも広げたいとの思いに賛同し、協力させていただきました。