2011年3月3日 

「お軸リレー」

 総本山知恩院吉水講60周年記念として、全国にある約1500の知恩院吉水講支部を地域ごとに15幅のお軸にわけ、そのお軸を順々にリレーしていきます。
 お軸を受け取った支部では詠唱奉納をし、ご朱印をして次の支部へ繋げていきます。奇しくも平成23年1月25日、法然上人のご命日(御忌)にお軸が回ってきました。早速講員さん達に連絡、詠唱奉納させていただきました。

「赤心殿」



平成22年11月3日に落成式を営み、たくさんの方にお披露目させていただく事が出来ました。
以後、通夜以外にも年忌法要・詠唱・二胡練習・写経にと、活用しています。
「赤心殿」の中央の仏様は「釈迦如来座像」です。樹齢800年以上の「清盛楠」と呼ばれる貴重な赤楠が用いられています。両脇に智慧の「文殊菩薩」、慈悲の「普賢菩薩」が掲げられ、この三体を釈迦三尊と申します。

更にこのホールには、幅3・5メートルの「浄土舞楽図」が描かれており両菩薩と浄土舞楽図は共に、中国敦煌石窟の仏様達です。又玄関入口の右壁には、平和を願い天を優雅に舞う鳳凰の姿をイメージした「鳳」の書があります。

浄土舞楽図

「鳳」の書

五葉松の鶴と石組みの亀